| なぜこの商品を選んだのか
| 製品紹介
| 良い点
| 悪い点
| 使用感
| まとめ
なぜこの商品を選んだのか
コロナ禍で外飲みがなくなり、家飲みの機会が大きく増えました。
今まではAmazonで安い強炭酸を1月に2ケース定期購入し、足りない分はスーパーに買い物に行ったタイミングで買い足していました。
基本的には配送をしてもらっているので、運搬が大変ということはないものの、ペットボトルのゴミが大量に出るのがエコと手間の面で気になっていました。
sodastream(ソーダストリーム)の存在は昔から知っていたのですが、なにせ本体が高いのでなかなか踏み出せずにいました。
公式サイトにはガスボンベ1本あたり60リットルの炭酸水が作れると記載があるのですが、おそらく一番弱い炭酸での換算だと思いますので、強炭酸ではどれだけ作れるのかも気になるところです。
sodastream(ソーダストリーム)は大きく分けて「手動タイプ」「自動タイプ」の2種類があります。
手動タイプはナビゲーション用のLEDを頼りに自分で押し込むタイプ。
自動タイプは炭酸強度をボタンで選ぶと自動で炭酸を注入してくれるタイプです。
利便性は自動タイプの方が高いのですが、自動なので当然ながらコンセントへの接続が必要になります。
どの部屋でも手軽に使いたいということと、将来的にはキャンプなど外での活躍も期待しているので、電源が不要な「手動タイプ」の購入で検討をはじめました。
手動タイプにもデザインや機能に応じて数種があり、一番価格の安いモデルはボトルをセットする際にキャップを締める要領で固定するものなので毎日使うとなると手間になると思い、ワンタッチで固定できるタイプを購入しました。
ちなみに、炭酸の缶は捨てることが出来ないので、取扱店舗で回収してもらう必要があります。(オンラインもありますが配送料がかかります。)
購入前に近所に取扱店舗があるか公式HPから調べることをお勧めします。
ペットボトルのゴミを捨てる手間を削減できるということと、結果どれくらいのコストで運用できるのか検証していきます。
製品紹介
電源不要で炭酸ガスの注入可能で、ワンタッチでボトル接続できるタイプのsodastream(ソーダストリーム)です。
※ピンクシリンダー(ガス缶がワンタッチ着脱に対応したもの)には非対応です。私が購入した時点でピンクシリンダーは存在しなかったので今後購入される方はこちらに対応した製品も検討いただいた方が良いと思います。
同じく電源不要で注入可能なモデルとの違いは下記の通りです。
- GENESIS Deluxe(ジェネシス デラックス):ボトルの接続がワンタッチでなくネジのように回し入れる形
- SPIRIT(スピリット):機能は同じでデザインだけが異なる
GENESIS Deluxe(ジェネシス デラックス)ボトルをワンタッチで接続できないので頻繁に使う方であれば、SPIRIT(スピリット)かSource(ソース)の購入をお勧めします。
SPIRIT(スピリット)とSource(ソース)はデザインと価格以外は同じです。
購入品概要
製品名 | Source(ソース) v3(ブイスリー) |
カラー | ホワイト |
タイプ | スターターキット |
型番 | WH SSM1062 |
JANコード | 4589935921162 |
ブランド名 | sodastream(ソーダストリーム) |
購入時価格(税込) | 20,900円 |
スペック
サイズ | ・幅12.4cm×奥行23.3cm×高さ42.3cm |
重量 | ・2.1kg |
カラー展開 | ・カラー:ホワイト / ブラック / レッド |
同梱品 | ・本体 ・ガスシリンダー60L用 ・専用1L ヒューズボトル(キャップ付き) ・取扱説明書 ・ユーザーライセンス ・ソーダメーカー保証書 |
パッケージ
sodastream(ソーダストリーム)は基本的に本体だけの購入はできず、スターターキットと言われるガスシリンダーとボトルが本体とセットになったものを購入する必要があります。
本体自体はそこまで重くないですがガスシリンダーに結構な重みがあります。
パッケージは青色に統一されていて全面に製品の説明が載っています。
開封
早速開封していきます。
本体
全体的にすっきりとしたデザインです。
前後から見るとすっきりとしたデザインですが、横から見ると割と大きさがあります。
同梱品
同梱品を見ていきます。
まずはヒューズボトル(1L)です。
このボトルに水を入れて本体にセットすることでガスを注入し炭酸水を作ります。
開封時に見当たらなくて入れ忘れかと思っていたのですが、背面パネルを開けたところに入っていました。
このヒューズボトルは満水時に合わせて1Lの表記ですが、適正容量は840mlです。
続いてガスシリンダー(60L用)を見ていきます。
2022年10月時点でガスシリンダーには下記2種類があります。
Source(ソース)で使えるのはブルーシリンダーのみです。(もちろん同梱されているのはブルーシリンダーです。)
ピンクシリンダーは対応している本体でないと取り付けができません。
- ソーダストリーム ガスシリンダー(別名:ブルーシリンダー):ネジのように回し入れることで本体に固定する
- クイックコネクト ガスシリンダー(別名:ピンクシリンダー):回し入れずワンタッチで本体に固定できる
資料類には利用方法や取り扱いの注意、炭酸を作った後に味付けに入れる別売品の紹介などが載っていました。
良い点
欲しい時に炭酸を作ることができる
冷えた水さえあれば必要なタイミングで炭酸を作ることができるの思ったよりも便利でした。
今までは使おうと思ったタイミングでストックがなくなっていたということがありましたが、冷えた水さえあればいいので、いざとなれば水道水に氷を入れて冷やしてからヒューズボトルに入れれば炭酸を作ることができます。
ただ適正量入れていない状態で注入しようとするとガスが止まらなくなることがあったので、適正線以下の水量での炭酸は作れないようです。
ペットボトルのゴミが出ない
これはsodastream(ソーダストリーム)を購入して感じた何よりのメリットです。
1本のガスシリンダーで500mlのボトル1ケース以上炭酸を作ることができるのでゴミはとても減りました。
ペットボトルは結構嵩張りますし、お住まいによってはゴミ出しできるタイミングが少ない場合あるのでメリットに感じる方は多いと思います。
電源不要で利用可能
sodastream(ソーダストリーム)は電源が必要なタイプもありますが、今回購入したSource(ソース)は電源不要で使うことができます。
お客様が来る時は別の部屋に移したり、逆に使える位置に持っていったりと電源を気にせず移動できるのは便利です。
電源が必要な自動タイプもヒューズボトルのセットは手動なので、本体上部を押し込んで炭酸を入れる部分だけが自動になります。
数秒で完了し力もいらないので個人的には電源不要タイプの方がおすすめです。
悪い点
強度を示すランプは当てにならない
本体正面についている雫型のLEDは炭酸強度を表すという説明ですが、時間経過に応じて雫1つ→2つ→3つのLEDが点灯する仕様であるようです。
そのため、ガスシリンダーが新しい時となくなりかけの時とではLED3つ点灯時でも全く炭酸強度が違います。
指定された水位でも吹きこぼれる
これはいまだにほぼ毎回発生しているので故障なのかもと思っていますが、適正量の水位であっても炭酸を入れた後にガス抜きされるタイミングで水が少し吹きこぼれます。
吹きこぼれると本体台座下まで水が回るため、いちいち本体を持ち上げて拭く必要があるので、今は吸水性のあるタオルをひいた上に本体を設置しています。
ガスが止まらなくなる
ガスシリンダー20本分ほど使って来た中で2回だけなので頻度は低く再現手順が分かりませんが、炭酸を作った後にヒューズボトルを取り外しても注入用の管からガスが出続けるということがありました。
1度目は背面パネルを開けてガスシリンダーを取り外してから再度つけることで止まり、2度目はもう一度ヒューズボトルを取り付けてガスの注入を行ってたところ止まりました。
どちらも最終的に直っているのでいいですが、気が付かず出たままになると怖いと感じています。
これは故障の可能性もあるので何か情報がある方は問い合わせから共有いただきたいです。
水以外には炭酸を入れられない
sodastream(ソーダストリーム)は水以外に炭酸を入れることはできません。
他の製品だとジュースやお酒に直接炭酸を入れることができるものがあるので、そのような用途を希望される方はsodastream(ソーダストリーム)以外の商品を検討いただくことになります。
使用感
ファーストインプレッション
思っていたよりも大きな本体という印象です。
奥行きが結構あるので事前に置く場所に対してどの程度の大きさになるのか見ておくことをおすすめします。
炭酸水を作る
炭酸水を作るには予め冷やしておいた水をヒューズボトル(水を入れるボトル)に入れる必要があります。
水が冷えていないと炭酸が入りにくいので、私はヒューズボトルに水道水を入れてヒューズボトルごと冷蔵庫に入れて冷やしています。
本体正面に見えているU字型の銀色の部分を手前に引き出し、ヒューズボトルを上に押し当てながら奥に押し込むと本体に固定された状態になります。
この状態で本体上部を押し込むと炭酸の注入が始まります。
(慣れるまでは結構怖かったですが恐れず押し込んでください。)
押し込んでいる時間に応じて前面のLEDが点灯するのですがあくまでも目安です。
ヒューズボトル内の圧力が高くなると自動でガス抜きしてくれます。
好みの強度になったらボトルを手前に引いて取り外して完了です。
ガスシリンダーの装着と交換
本体にガスシリンダーを取り付けるには本体裏面のパネルを外しす必要があります。
パネル取り外し後、本体を持ち上げて本体下の穴からガスシリンダーを入れて、ガスシリンダーを持ち上げて本体に押し当てつつ反時計回りに回し入れて固定します。
パネルを閉めたら完了です。
ガスシリンダーの残量を見る方法は存在しないので、炭酸を作る際にガスの出が弱くなって来て、最終的にブクブクする程度でいくら入れでも炭酸にならなくなれば交換のタイミングです。
装着と逆の手順でガスシリンダーを取り外せます。
取り付け取り外し共に特にバルブを開けたり閉めたりという操作は必要なく、ガスシリンダーの着脱を行うだけです。
空になったガスシリンダーの扱い
空になったガスシリンダーを捨てることはできません。
必ずsodastream(ソーダストリーム)の取扱店かオンラインショップで交換か回収をしてもらいます。
引き続きsodastream(ソーダストリーム)を使う場合は空のガスシリンダーと交換で充填されているガスシリンダーを購入する必要があります。
ガスシリンダーを新規で購入すると3,703円ですが、空のガスシリンダーと交換の場合は2,160円なので、基本的には交換をし続けて使うことになります。
交換であっても新規購入時と同じく、レジで住所と連絡先、名前を記入する必要があります。
ちなみに、身分証は必要ありません。
ガスシリンダーを安く交換(購入)する方法
ガスシリンダーは近くのイトーヨーカドーで交換しているのですが、ある組み合わせにすると1本2,160円の交換費用が2本で実質3,604円(1本あたり1,802円)で交換できることに気がつきました。
まずはイトーヨーカドーが8の付く日に実施しているハッピーデーです。
8の付く日(8、18、28日)はほとんど全品が5%割引になります。
なんとこの割引、ソーダストリームのガスシリンダーも対象になっているのです!
さらに不定期で開催されている対象商品の購入金額3,000円ごとに500円の商品券プレゼントの企画がありますが、こちらも対象です。
併用することでハッピーデーでガスシリンダー1本あたり108円引き
ガスシリンダー2本で3,000円を超えるため500円の商品券を獲得できます。
ガスシリンダー2本4,320円 – ハッピーデー割引216円 – 500円の商品券で2本で実質3,604円
(1本あたり1,802円)と断然お得にガス交換ができてしまうのです!
対象商品の購入金額3,000円ごとに500円の商品券プレゼントの企画は期間内のレシートは合算できるのでシリンダー3本を同じ条件で交換できれば
ガスシリンダー3本6,480円 – ハッピーデー割引324円 – 1,000円の商品券で3本で実質5,156円
1本あたり1,719円となり、1本あたり441円もお得に交換できます!
炭酸を買った場合とのコストの比較
ガスシリンダー1本あたり炭酸強度のLEDが一番上に来る強さで33回分作ることができました。
ガスシリンダーの交換が1本2,160円なので
ガスシリンダー1本当たり840ml(1Lヒューズボトルの適正容量)が33回で27.7Lの強炭酸を作ることができました。
ざっくり、27Lだとすると
1L当たり80円、500ml当たり40円とランニングコストは結構安いです。
(上記した方法でガスシリンダーを安く交換した場合1L当たり63.6円、500ml当たり31.8円)
ただ、本体代が高いので使い続けて徐々に消化となるため、毎日たくさん消費している人以外には価格的なメリットは少ないと思います。
ヒューズボトルの追加購入
冷やした水でないと炭酸が入りにくいため冷えた水を作るためにヒューズボトルを追加購入しました。
(水道水を入れてそのまま冷蔵庫で冷やしています。)
本体とセットになっていた1Lが 2本のセットで税込2,200円でした。
キャップと底がステンレス製のメタルタイプもあるのですが、同じサイズの物が1本で税込1,980円とほぼ倍の値段がするのでこちらの商品にしました。
ボトル下部には食洗機や凍結はできないという説明が書いてあります。
今更ながら気がついたのですが、ヒューズボトルには利用期限があるようです。
(2021年7月購入のこのボトルは2024年4月までの期限でした)
この期限はパッケージに記載がないので購入前に聞いておいた方が無難な印象です。
まとめ
ペットボトルのゴミが出なくなったことと、気がついたら炭酸のストックがなくなっていたということがなくなったので個人的には満足しています。
上記の通りお得にシリンダー交換ができたとしても本体代を償却するまでには結構な時間がかかるため、日に1L程度の炭酸消費をする方にはおすすめですが、それ以下の方には費用面でのメリットは出にくいと思います。
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